交通事故賠償について

交通事故賠償とはなに？

交通事故によって発生した人的・物的損害に対して、加害者またはその加入している保険会社が被害者に対して行う補償のことをいいます。

■ 主な賠償の種類

1. 人身損害賠償
   　ケガや死亡など、身体に関わる損害に対する補償のこと
   　・治療費
   　・通院交通費
   　・休業損害
   　・慰謝料（精神的苦痛）
   　・後遺障害慰謝料・逸失利益（後遺症が残った場合）
   　・死亡慰謝料・逸失利益（死亡した場合）

2. 物損賠償
   　車両や持ち物、家屋など物に関する損害に対する補償のこと
   　・修理費・時価額（全損の場合）
   　・レッカー代
   　・修理期間中の代車費用

3. その他
   　・弁護士費用（特約があれば）
   　・付添看護費用 など

■ 加害者が加入している保険の種類

1. 自賠責保険（強制保険）
   　・すべての車両に加入が義務付けられている基本的な保険です
   　・人身事故のみに対応していて物損は対象外です
   　・支払い上限あり（ケガ：最大120万円／後遺障害：最大4,000万円／死亡：最大3,000万円）

2. 任意保険（民間の自動車保険）
   　・自賠責ではカバーしきれない部分を補償します
   　・対人・対物・搭乗者傷害・人身傷害など多様な補償があります

■ 被害者が注意すべきポイント

• 早めに医療機関受診をしましょう（記録が重要）

• 保険会社との交渉は冷静に行いましょう（できれば専門家や稲毛にこぐさ鍼灸整骨院にご相談ください）

• 後遺障害の認定申請は慎重に行いましょう（医師の意見書が必要）

• 必要に応じて弁護士や交通事故専門の整骨院へ相談しましょう