交通事故で子供が同乗していた場合

交通事故でお子様が同乗していた場合は、大人と同様かそれ以上に慎重な対応が必要です。

以下に【事故直後の対応】【医療機関の対応】【保険・手続き】【心理的なケア】の4つに分けて説明します。

① 事故に遭ったらまず行うこと

1. 安全確保

   • お子様の意識があるか確認し、ケガをしているかどうか落ち着いて見極めましょう。

   • 首や腰を痛がっている場合は無理に動かさず、救急車（１１９）を呼びましょう。

2. 警察への通報（１１０）

   • 交通事故は軽微なものであっても、必ず警察へ連絡しましょう。

   • 子供が乗っていたことを必ず伝えましょう（人身事故として扱われる可能性があります）。

3. 加害者・目撃者の確認

   • 加害者の氏名・連絡先・車両ナンバー・保険情報を確認しておきましょう。

   • 目撃者がいれば連絡先を聞いておきましょう。

② 医療的対応

1. 見た目に異常がなくても必ず病院を受診

   • 子供は症状を上手く伝えられず、後から頭痛・嘔吐・元気がないといった症状が出てきます。

   • 事故当日はもちろん、翌日以降に症状が出ることもあるので注意深く様子を観察しましょう。

2. 整骨院・接骨院でも治療可能

   • 病院での検査後、むち打ちや打撲などに対し、整骨院での施術も可能です。

   • 自賠責保険が適用されれば、保護者とお子様の治療費は窓口負担額は０円です。

③ 保険・手続き

1. 自賠責保険で治療費を請求

   • 加害者側の自賠責保険を使って、お子様の治療費を請求できます。

   • 保護者が代理人として手続きを行います。

2. 診断書を必ず保管

   • 保険会社に提出するため、病院での診断書を保管しておきましょう。

3. 通院日数・治療内容の記録

   • 慰謝料請求の際に必要となるため、通院歴や施術内容は詳細に記録しておきましょう。

④ 子供の心のケアも重要

• 幼児・学童期の子は、事故後に夜泣き・不安・登園拒否などの心理的変化が起こることがあります。

• 必要に応じて、小児科や心理カウンセラーの協力も検討しましょう。

稲毛にこぐさ鍼灸整骨院にできること

当院では交通事故に遭われたお子様にも施術を行っております。提携病院での検査をしてから当院での施術という流れも可能です。保護者様の同時施術も承りますので、お気軽にご相談ください。