加害者もしくは過失割合が高かった場合の対処法

【交通事故で加害者になった方へ】過失割合が高い場合の正しい対応とは？

こんにちは。千葉市稲毛区の稲毛にこぐさ鍼灸整骨院です。
交通事故に巻き込まれた際、被害者としてだけでなく、加害者としての立場になることも誰にでも起こりうる現実です。

今回は、過失割合が高い加害者となってしまったときに取るべき対応について、専門的な観点から詳しくご案内します。
適切な対応を知っておくことで、示談や保険手続き、精神的ストレスの軽減にもつながります。
※加害者でも過失割合によっては自賠責での治療が可能です。

【1】事故直後の初動対応が最重要

▷ 警察への通報は必ず

どんなに小さな接触事故であっても、必ず110番して警察を呼び、事故証明書を取得しましょう。
この証明書は、自賠責保険や任意保険の請求に必須です。

▷ 被害者の安否確認と救護

被害者がケガをしていた場合は、すぐに救急車を手配し、可能な限りの応急処置を行います。
加害者としての誠意を示す行動は、その後の示談交渉や信頼構築にも大きく影響します。

▷ 謝罪の気持ちを伝える

法律的な責任は保険会社に委ねるとしても、「ごめんなさい」の一言は人として重要です。
感情的な対立を避けるためにも、誠実な態度を心がけましょう。

【2】保険会社への連絡は即日行動！

事故後は、自分が加入している任意保険会社と自賠責保険の両方に連絡を入れましょう。
事故の内容や状況を詳しく伝えることで、スムーズに示談や補償の対応が進みます。

保険会社が過失割合や賠償額の調整、相手方との示談交渉を代理してくれるため、自分が直接交渉する必要はありません。

【3】自賠責保険と任意保険、それぞれの役割とは？

▷ 自賠責保険（強制保険）

交通事故による人身被害に対して最低限の補償を提供する制度です。

• 傷害：最大120万円

• 後遺障害：最大4,000万円

• 死亡：最大3,000万円

ただし、物損（車・建物の破損など）は対象外です。

▷ 任意保険

任意保険では、自賠責の補償を超える部分や物損、人身傷害、対物賠償など幅広くカバーされます。
過失割合が高くても、「対人・対物賠償責任保険」に加入していれば、多くの損害を保険でカバーすることができます。

【4】被害者との直接交渉は避けましょう

感情的なもつれや誤解を避けるためにも、被害者とのやり取りはすべて保険会社を通して行うことが原則です。
安易にお金を渡したり、示談書のようなものにサインするのは、「示談もどき」として後々のトラブルの原因になります。

【5】事故後の記録と証拠を残しておく

後になって事実関係の食い違いが生じた場合に備え、以下のような客観的証拠を残しておくことをおすすめします。

• 現場の写真（車両の損傷、ブレーキ跡、信号の状況など）

• ドライブレコーダーの映像

• 当時の会話や警察官とのやり取りのメモ

• 目撃者の連絡先

また、過失が大きい事故では、**行政処分（免許停止など）や刑事処分（罰金・起訴など）**も考えられるため、必要に応じて弁護士への相談も視野に入れましょう。

【6】再発防止と心のケアも大切に

事故を起こした後は、加害者であっても精神的に強いストレスを感じることが多いものです。
以下のような行動を意識してみましょう。

• 安全運転の再徹底

• 交通安全講習の自主的な受講

• 心療内科やカウンセリングの利用

責任を果たすと同時に、今後事故を起こさないための行動で信頼を回復していくことが大切です。

【当院でできる交通事故サポート】

稲毛にこぐさ鍼灸整骨院では、交通事故によるむち打ち、首の痛み、腰痛、めまい、しびれなどの治療に対応しております。
過失割合が高くても、自賠責保険を利用すれば窓口負担0円で治療可能なケースもございますので、まずはお気軽にご相談ください。

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