旦那様が運転した自損事故でも奥様は０円通院+慰謝料(保険から)はもらえる？症例

【症例紹介】

自損事故による腰痛・首の痛み／ハイボルテージと筋膜治療による改善例**

1．事故の状況と受傷のきっかけ

自損事故（単独事故）に遭われた際、後部座席に乗っていた女性が
身体を急に前後へ大きく揺らされ、首と腰を痛めて来院されました。

患者様は
「自損事故だから保険が使えない」
と誤解しており、痛みを我慢して数日過ごしていた状態でした。

しかし実際には、
自損事故であっても同乗者のケガは“被害者”と判断され、自賠責保険の対象となります。
また、自賠責保険から慰謝料も１日4,300円でます。
当院でお伝えしたところ、ご本人も非常に安心されたご様子でした。

2．初診時の状態

来院時には以下の症状がみられました。

● 腰部

• 腰の筋肉（脊柱起立筋・腰方形筋）が強く張っている

• 前屈・後屈で痛み

• 寝返りや立ち上がりでつらさが出る

● 首（頸部）

• 後ろに倒す、横に向くなどで痛み

• 肩〜首の筋肉（僧帽筋・胸鎖乳突筋）の緊張が強い

神経症状はなく、
事故による筋肉・筋膜（軟部組織）の損傷と強い筋緊張が疑われました。

3．治療の流れ

当院では、痛みの原因や炎症の状態に合わせて次のような計画で施術を進めました。

■（1）急性期：ハイボルテージ治療で炎症と痛みを抑える

まずは、強い痛みのある部分に
高電圧を用いたハイボルテージ治療を実施しました。

ハイボルテージは

• 深い場所の筋肉に直接アプローチできる

• 炎症を落ち着かせ、痛みを早く軽減できる
  という特徴があります。

数回の施術で
立ち上がり時や動作時の痛みが軽減し、生活が楽になっていきました。

■（2）亜急性期：筋膜リリース（ファシア調整）に移行

炎症が落ち着いた段階で、
まだ残っていた「筋膜の動きの悪さ」を改善するため、
**筋膜リリース（ファシアリリース）**へ移行。

対象は

• 腰背部（胸腰筋膜）

• 大殿筋・中殿筋

• 頸部の斜角筋・胸鎖乳突筋
  など、動きに影響する大事な筋群です。

これにより、
前屈・後屈などの動きがスムーズになり、痛みの出にくい身体に整ってきました。

4．患者様の認識変化

患者様は当初、
「事故後の痛みは仕方がない」「自損事故だから治療できない」
と思い込み、不安を抱えていました。

しかし
同乗者は自賠責保険の補償対象であることを説明したことで、
安心して治療に集中できるようになり、回復が加速しました。

当院では、必要に応じて

• ハイボルテージ

• 筋膜リリース

• 姿勢矯正

• 骨盤調整
  などを組み合わせ、症状にとって最適な治療プランをご提案しています。

5．現在の経過

• 腰痛は初診時の半分以下に軽減

• 首の動きが改善し、日常生活でのつらさが大きく減少

• 家事や仕事での負担も減り、動作がスムーズに

• 今後は「痛みの戻り」や「再発予防」を目的に治療を継続中

6．まとめ

• 自損事故でも同乗者のケガは自賠責保険が適用される

• 事故後は炎症期の管理が最も重要

• ハイボルテージ治療は深部の炎症や痛みに有効

• 筋膜リリースに移行することで根本改善につながる

患者様の不安を取り除き、
症状に合わせた適切な治療を行うことで、
より早く・確実に回復へ導くことができました。

にこぐさ鍼灸整骨院は交通事故について専門的な知識、治療方法を持っています。
この場合は？などご不明なことなどがあれば何なりとご相談ください。
一番はお怪我を我慢されることのないように！！

稲毛にこぐさ鍼灸整骨院