交通事故で加害車両に同乗していた場合は？

交通事故で「加害車両に同乗していた人（同乗者）」がいた場合、その人の立場は加害者ではなく「被害者」として扱われるのが基本です。以下に詳しく説明します。

【1. 同乗者の立場】

同乗者は、事故の「当事者」ではありますが、運転に関与していない限り、法的責任（過失）は問われません。よって、怪我をした場合には「被害者」として、治療費や慰謝料などの補償を受けられる可能性があります。

【2. 補償される内容】

同乗者が怪我をした場合、以下の保険から補償される可能性があります。

■① 加害者側の自賠責保険

• 原則的に、同乗者も被害者として自賠責の対象になります。

• 上限120万円まで（傷害の場合）

■② 任意保険（加害者が加入していれば）

• 自賠責で足りない分は、加害者の任意保険から支払われることがあります（対人賠償保険など）。

■③ 自身が加入している保険（人身傷害補償など）

• 自分や家族が加入している任意保険にもよりますが、そこからの補償を受けられる場合があります。

【3. 補償を受ける際の注意点】

• 加害者が家族や知人の場合でも、原則として請求は可能です。

• 保険会社によっては、「同居の親族」などを対象外とする特約がついていることがあるため、契約内容を確認する必要があります。

• 通院日数や後遺症認定によって慰謝料の金額が変わるため、治療をきちんと受けることが重要です。

【4. 整骨院などでの治療】

稲毛にこぐさ鍼灸整骨院のような整骨院・鍼灸院でも、自賠責保険による治療が可能です。

• 窓口負担0円

• 保険会社とのやり取りもサポートいたします！

• 症状が軽くても、事故後はできるだけ早くご相談ください。