鵞足炎によくある症状
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膝の内側に痛みを感じることがある。
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痛みがあるところに腫れがあるように感じる。
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膝の内側を押すと痛みが強く感じることがある。
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長時間座ったり朝起きた時に膝にこわばりを感じることがある。
鵞足炎について|稲毛区 にこぐさ鍼灸整骨院
鵞足炎(がそくえん)は、膝の内側にある鵞足と呼ばれる部分の炎症です。鵞足は、膝の内側に位置する3つの筋肉の腱(縫工筋、薄筋、半腱様筋)が集まる場所で、鵞鳥の足のような形をしていることからその名前がつけられました。
鵞足炎は、これらの腱やその周囲の滑液包(滑液を分泌する小さな袋)が炎症を起こすことによって発生します。主な原因は以下の通りです。
原因
・過剰使用:ランニング、サッカー、バスケットボールなどのスポーツや、長時間の歩行、階段の上り下りなど、膝を過度に使用することが鵞足炎を引き起こすことがあります。
・筋力の不均衡:太ももの前面(大腿四頭筋)と後面(ハムストリングス)の筋力のバランスが悪いと、膝に不適切な負荷がかかり、鵞足部に炎症が起こることがあります。
・肥満:体重が増えると膝にかかる負担が増し、鵞足炎のリスクが高まります。
・不適切な靴やサポート:適切でない靴やサポートのないインソールを使用すると、膝や足の負担が増加し、鵞足部にストレスがかかります。
・膝のアライメント異常:膝の位置や角度が正常でない場合、鵞足部に過度なストレスがかかり、炎症が起こりやすくなります。特に、内反膝(膝が内側に曲がる状態)や外反膝(膝が外側に曲がる状態)はリスク要因となります。
・柔軟性の欠如:ハムストリングスや他の関連する筋肉が硬い場合、鵞足部に過度のストレスがかかり、炎症を引き起こすことがあります。
・年齢:年齢とともに関節や腱の柔軟性が低下し、鵞足炎のリスクが高まります。
これらの要因が単独または組み合わさって鵞足炎を引き起こすことがあります。適切な運動、体重管理、靴の選択、筋力トレーニングなどで予防することが重要です。
症状
・膝の内側の痛み:特に膝の内側に感じる痛みが特徴的です。痛みは徐々に進行することが多く、初期には軽い違和感として現れることもあります。
・触ると痛みがある:膝の内側を押すと痛みを感じることがあります。
・腫れや熱感:炎症があるため、膝の内側が腫れたり、触ると熱を持っている感じがすることがあります。
・動きの制限:膝の動きに制限が出ることがあります。特に、階段の上り下りやしゃがむ動作が痛みを伴うことが多いです。
・起床時や運動後の痛み:朝起きたときや長時間座った後、または運動後に痛みが増すことがあります。
これらの症状が見られた場合は、早めに医療機関へ受診することが大切です。早期に適切な治療を行うことで、症状の悪化を防ぎ、回復を促進することができます。
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鵞足炎に対する治療法は?|稲毛区 にこぐさ鍼灸整骨院
稲毛にこぐさ鍼灸整骨院では鵞足炎に対して、炎症を取り痛み、腫れが引いてきたら、運動療法に切り替え再発を防ぐように改善を目指します。鍼灸治療や物理療法や手技療法を組み合わせて治療計画を提案させていただきます。
超音波治療
・超音波治療は、深部の組織に音波を送ることにより、温熱効果や機械的効果を発生させ、血行を改善し、炎症を軽減することが期待されます。
・超音波治療は痛みを軽減する効果もあるとされています。これは音波による微細な振動が神経に作用し、疼痛信号の伝達を抑制するためです。
・超音波治療は、損傷した組織の修復を促進する効果も報告されています。これにより、治癒過程が早まる可能性があります。
立体動態波
・体動態波療法は、筋肉の緊張を和らげ、関節の可動域を改善する効果があります。これにより、鵞足炎に関連する筋肉のこわばりや不快感を軽減できます。
・体動態波療法は、神経の痛み伝達を抑制し、エンドルフィン(体内の天然の鎮痛剤)を放出することで痛みを軽減する効果があります。鵞足炎における痛みの緩和に役立つ可能性があります。
・電気刺激により血流が増加し、炎症部位への酸素や栄養素の供給が改善されるため、炎症の軽減と回復を促進することが期待されます。
・EMSの電気を流すことで筋力トレーニングとしても効果があります。症状が落ち着いてきた段階で運動療法に切り替え、再発を防ぎます。
手技療法
物理療法と手技療法を組み合わせて、筋緊張を和らげ膝関節の安定性を高めます。
自宅でできるセルフケア
ハムストリングスのストレッチ
効果:ハムストリングスの柔軟性を向上させ膝関節の動きをスムーズにします。
- 床に座り、片足を前に伸ばします。
- 反対の足の底を伸ばした足の内側に置きます。
- 伸ばした足のつま先に向かって前屈し、ハムストリングスを伸ばします。
- 20~30秒間キープし、反対側も同様に行います。
※痛みの出ない範囲でゆっくり行いましょう。
大腿四頭筋のストレッチ
効果:大腿四頭筋の柔軟性を向上させ膝関節前面の筋緊張を和らげます。
- 立った状態で、壁や椅子に片手をついてバランスを取ります。
- 反対の手で足首をつかみ、かかとをお尻に引き寄せます。
- 太ももの前面を伸ばし、20~30秒間キープします。
- 反対側も同様に行います。
※膝に痛みを感じた場合はすぐに中止してください。
無理に引っ張らずゆっくり行いましょう。
股関節内転筋のストレッチ
効果:股関節の内側の筋肉を緩め、柔軟性を向上させる。
- 床に座り、足の裏を合わせて膝を外に広げます(蝶のポーズ)。
- 両手で足をつかみ、背筋を伸ばしながら膝を床に近づけるようにします。
- 秒間20~30秒キープします。
- 3セット行いましょう。
※無理に膝を押し下げず、快適な範囲で行いましょう。
よくある質問 FAQ
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- 鵞足炎の際には運動を続けてもいいですか?
- 痛みがある場合は運動を中止し、休息を取ることが重要です。医師や理学療法士の指導のもとで適切なリハビリを行うことが推奨されます。
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- 鵞足炎はどのくらいの期間で治りますか?
- 個人差がありますが、適切な治療を受ければ数週間から数ヶ月で改善することが多いです。
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- 鵞足炎が再発しないためにはどうすればいいですか?
- 筋力と柔軟性を維持し、運動前のウォームアップとストレッチを怠らず、適切なフォームで運動を行い、無理な負荷をかけないようにすることが重要です。
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